「グロインペイン症候群」が病院でも治らなかったあなたへ。
サッカー選手やランナーで足の付け根や股関節の痛みに悩んでいる方、
または、「グロインペイン症候群」と整形外科で診断を受けた方で、改善に悩まされている人に「痛みを解消する方法」をお届けしていきます。
- 足の付け根が痛い
- スポーツ時に股関節が痛い
- 鼠径部、下腹部が痛い
思うようなプレーが出来ず、不安があると思います。一度痛みが出ると、なかなか治りにくいのが特徴ですが・・・
でも大丈夫です。
これまで私は理学療法士としてプロサッカー選手から一般のアスリートまで「グロインペイン症候群」を診てきて、治る人・治らない人にはある特徴があります。
グロインペインの原因や解消する為の施術内容を書いていますので、是非参考にしてください。
グロインペイン症候群とは
グロインペイン症候群とは簡単にいうと股関節の周囲に起こる痛みのことです。
サッカーのキック動作で痛みが出やすいスポーツ障害です。
痛みの場所は、鼠径部や股関節です。
鼠径部以外にも下腹部や睾丸(こうがん)、坐骨(ざこつ)、うちももに痛みを感じる事があります。
ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。
グロインペイン症候群の完治期間は?
多くの場合は1,2か月の期間に改善されるのですが、中にはこの痛みが数か月以上続いてしまうことがあります。特に高いレベルでプレーしているスポーツ選手は、この痛みがなかなか治りにくいものになる傾向があります。
グロインペイン症候群の原因は?
一度痛みが出るとなかなか治りにくグロインペイン症候群の原因は、「使いすぎ」による筋肉への負担が原因と言われています。
痛みになる要因は以下の3つが挙げられます。
-
- 股関節への負担
- 股関節周囲の筋バランス不良
- 体幹の硬さ
それぞれ解説していきます。
股関節への負担
サッカー選手は「キック動作」「切り返し」「ストップ動作」など過度なストレスが加わります。
さらに、インサイドキックの時に内ももの筋肉への負担、蹴り上げでカーブをかけるインフロントキックなどで、過大なストレスがかかります。
繰り返し使うと当然、筋肉の疲労が炎症を起こし痛みの原因になります。
股関節周囲の筋バランス不良
サッカー選手はキック動作の繰り返しが多く、特に利き足の内転筋(内もも)で左右差があると言われています。
その為、内ももと太ももの外側の筋バランス、キック動作で大きく後ろに振り上げる動作で、太もも前後の筋バランスが崩れ、痛みが起こる要因になります。
グロインペイン症候群で痛みがある人のランニング動作の特徴で研究データがあります。ランニング時に痛みのある方の足をついた時、骨盤が下がっていることが現象として見受けられる。(トレンデレンブルグ兆候)
これは、内ももの筋肉が硬くなり短縮が起こっていたり、筋肉のバランス不良で股関節の外側の筋肉が発揮できていない状態となります。
体幹の硬さ
痛みが出ているのは股関節ですが体幹が硬いと股関節の痛みの要因になります。体幹ー腰ー骨盤の柔軟性が低下すると股関節に負荷が集中します。
体の構造上、胸郭(肩甲骨周辺)の動きは硬くなりやすいので、柔軟性を上げることが重要になります。
グロインペイン症候群が治らない人の特徴
足の付け根や股関節の痛みが治らない原因は2つあります。
- 患部しか治療を受けていない
- 過去の怪我
それぞれ解説していきます。
患部しか治療を受けていない
整形外科や整骨院では、一般的な治療に
- 股関節周辺のマッサージ
- 患部への注射や電気治療
- ストレッチ
をする事がよくあります。
ですが、どれだけ痛みの場所にマッサージやストレッチをしても痛みの解消はされないことが多く、少し改善しても再発するケースは少なくありません。
それは、痛みの場所だけ注目しても解消されず、根本的な原因にアプローチできていないからです。
なぜ、股関節周辺の筋肉が硬くなったのか?そこに注目しないと、グロインペイン症候群は解消されません。
過去の怪我
これまでの経験上、過去の怪我による影響でグロインペイン症候群が治らない人は多くいます。
例えば、肉離れや腰痛・捻挫・膝靭帯損傷などです。
一つでも当てはまる方は注意が必要です。
現在は痛みがなくても、柔軟性や筋バランスが不良になっているケースは少なくありません。
グロインペイン症候群の原因の特定に有効な筋膜
そもそも筋膜ってなに?と思う方もいると思うので簡単に説明していきます。
筋膜とは、筋肉をつつんでいる【膜】です。ボディースーツのように全身つながっています。
実は、人間が痛みを感じる大部分は【筋膜によるもの】と医学の進歩でわかっています。
この筋膜が硬くなると痛みを引き起こし、痛みを長引かせる原因になります。
これが治らない人・再発する人の特徴です。
これまで解説してきた、グロインペイン症候群の特徴にある、
- 股関節への負担
- 股関節周囲の筋バランス不良
- 体幹の硬さ
グロインペイン症候群で痛いのは鼠径部ですが、鼠径部の筋膜は、足首・膝・お腹・背中ともつながっています。
なので、例えば膝の筋膜が硬くなっていると、鼠径部にも影響しグロインペイン症候群になる可能性があります。
これまでの経験上、原因となる筋膜の箇所は、過去に痛めた場所やグロインペイン症候群の方に多い場所がありますので、下の図を参考にしてください。
筋膜が硬くなりやすい場所
下の図はグロインペイン症候群や股関節痛に多い、筋膜の硬さを示した場所です。
グロインペイン症候群の筋膜マッサージ
ご覧いただいた通り股関節以外に問題が隠れていることがとても多いです。
筋膜マッサージのコツは、「筋肉をこする」ようにマッサージしてみてください。
一箇所につき3分程度で柔らかくなります。
グロインペイン症候群の原因と改善例
施術例
プロサッカー選手 20代 男性
症状
3ヶ月前から鼠径部が痛くなり、病院受診をするとグロインペイン症候群と診断。
ボールを蹴る動作で激痛が走る。
病院で注射を打った時は痛みが一時的に抑えられるが、再発を繰り返す為、来店された。
過去の怪我
・前十字靭帯靭帯損傷
・太もも前面の肉離れ
・腰痛
・捻挫
筋膜の硬さチェック
全身チェックしていくと、過去の捻挫、前十字靭帯靭帯損傷の場所に筋膜の硬さを発見。
そこから筋膜リリースを実施しました。特に捻挫後の場所は筋膜の硬さが強く1番の原因と思われます。
施術前にあった痛みが10→5で1回目は終了。
4回目の施術で痛みがなくなり、全力でプレーできるまで回復し終了となる。
グロインペイン症候群や股関節の痛みが治らない時は福岡筋膜整体Crystalにお任せください!
- 福岡筋膜整体Crystalでは股関節の痛み、足の付け根の痛みにも対応できる整体です
- 筋膜のつながりから原因の特定と治療を行います
- 痛みが再発しないように、セルフケアをお伝えいたします
お気軽にお問合せください。
筋膜リリースの流れ
料金
症状改善コース
・60分 7,000円
・90分 10,000円
※初回の方は検査でお時間30分かかりますので90分コースをオススメいたします。
当店の料金は一回10,000円と高いですが、他店と比べると平均回数、金額は結果安いです。
アクセス
サロン | 福岡筋膜整体Crystal(クリスタル) |
お問い合わせ | info@kinmaku-crystal.com |
住所・最寄駅 | 福岡市中央区薬院2丁目13-33 VIP薬院404号
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